並べること動かすこと
こんにちは
私はお店に立っていた頃からの
クセがあります。
モノを並べること
動かすことは
モノが
息を吹き返す
そう感じながら、
洋服1着1着、
小物ひとつひとつ、
ジュエリー1個ずつに触れて来ました。
ダンボールに詰められていた
そのモノたちは
少し窮屈な中、
ここへ(お店に)やって来た。
箱や袋から出ると、
感じる空気があると思います。
人と同じです。
電車やバスから降りた時に似ているかも知れません。
どこに置いてあげよう、
このジャケットのお隣はどう?
きっとあなたたちは相性が良いと思うよ~
とか考え訪ねて見ながら
店舗のレイアウトをつくっていく。
そしてまた、
ずっと同じ場所に居すぎているモノ
見る人からすると、
何度もそれを見てきた人、
初めて見るという人、
関係なく、
少し滞在し過ぎたモノの
位置、場所を変えてみる
動かすということをします。
何か不思議なのですが、
そうすることで
新しい風を感じ、
知らず、たまたま次に来店された
お客さまがキャッチしたりするんですよね。
スタッフも同じです。
別のフロアのスタッフからも
「あれ、この商品って今まであった?
これ素敵!」
みたいなことは、
よくあることです。
場所を変えたことで
新たな場所で、新しい空気を吸い
リフレッシュしたのだと思います。
実は、
今日も私はそれを感じています。
ドロルティックは
2坪ほどの小さな事務所にあります。
そこにラックと棚を置いています。
時々、お品たちの様子を伺いながら
こんな小さなスペースですが、
レイアウトを変えています。
洋服は1着1着が
ちゃんと息ができるように間隔を保ちます。
小物たちも棚に並べてあげます。
売り場のように、ていねいに。
(売り場はステージみたいなもの)
ドロルティックでお取り扱いしている、
RESTFOLKの
オーガニックコットンのタンクトップが
あるのですが、
ふだんはキレイな専用BOXに入っていました。
特に誰から見られるわけではないのですが、
先日、箱から出して
棚の上に並べました。
佐々木響子さんの作品の
バロックパール蒔絵ネックレスも
専用の小袋から取り出し、
棚の上に並べました。
今日、事務所に入った時に
目に入り、
タンクトップもネックレスも
何だか嬉しそうに感じました。
専用とはいえ、
いつも窮屈な場所におとなしく
収まっていましたので、
何だか
のびのびとしているように思います!
そんな感じで、
私は並べるし、
モノを動かします。
新たな空気を吸うことで
角度を変えることで
誰かの心をキャッチできたら
という想いです。
それはほんのキッカケに過ぎませんが、
そのことが、
誰かの人生のほんの一部となり、
光を灯すのなら
それ以上のものは。。。
という気持ちです。
今日もありがとうございます!
0コメント